天気 晴れ
19対5の説明がされた、モネと過ごしてきた年数である、それを計算した上で
なおかつ自身がないわけではないが羨ましいと発言、ほぼ初対面に近いりょーちんにも
これだけの発言ができるわけですから、菅波先生の能力は確かなもの、それをより
強調するのが、りょーちんからの大切な人が目の前からいなくなるのは怖くないか
という質問対して「怖いですよ、残念ながら僕らはお互いの問題ではなく
まったくの不可抗力で突然大事な人を失ってしまうという可能性をゼロにはできません。未来に対して僕らは無力です。でもだから、せめていま、目の前にいるその人を最大限大事にするほかに、恐怖に立ち向かうすべはない」
こののあとなんと吹っ切れて、みーちゃんと麺を向かって喋れる機会が持てるわけですから
先生の手腕が光ります、怖いことを否定せず、それでも前進することも伝えていた、
永浦家に緊張した面持ちで訪れる菅波先生がいる中、りょーちんとみーちゃんはしっかり
話し合える、あの嵐の中、みーちゃんのことを思っていたりょーちん、目の前の
みーちゃんを大切にと思う気持ちが、ようやく2人を結んだのだ、
やっとこさ永浦家に訪れた、先生ですが耕治さんがいない、龍己さんの「逃げたんだろ」と
いう発言とともに時計の音がなんとも絶妙、しかも副音声では
「百音の前でしゃっちょこばった菅波」や「亜哉子と2人っきりになってしまった菅波」
など楽しませてくれます、ここでも亜哉子さんの助けは優れていて自分も仙台からきて
島の外から来ると緊張はすることを同調
しばらくして耕治さんも帰ってるが、なんと酔っ払っている、そして亜哉子さんを
見るやいなや一気に平常心に戻るなどななかなです、それ以上にモネがみーちゃんと
りょーちんがしっかり話せた報告に感激し、それを手当する菅波先生の姿を見て
お互い良い関係であることを咀嚼する夫婦がなんとも素敵です、互いの別範疇の
仕事と連動することでうまくいく話もお互いに合致します
最終週においても深い闇を容赦なく描写される、みーちゃんのお話だ、りょーちんですら
自分より苦しそうな姿を見せていると話していた、序盤から気になっていたその真相が
ついに明かされる、しかもそれは残酷なものだった、彼女の祖母雅代さんを
あの日なんとか避難してもらおうと伝えたが、どうしても動かなかった、そして祖母を
おいて逃げた、あとで大人が対応したことで避難はなんとかできた、だが自分を
許すことができなかった、その鎖が島を離れられない所以だった、あまりにもつらすぎる
話であった、当然津波がこれば1秒でも早く避難する必要がある、だから
彼女は悪くないと言うのは簡単である、けれどこれまでこのドラマで描写されてきた
当事者にしかわからに痛み、中学生が抱えられる辛さではない、残り僅かな回で
このような展開を持ってきた、それは心の痛みというものは大小ではない、当事者にしか
わからない痛みを誰もが持っている、それを蔦ているのだ
サヤカさんがやってきて、モネの愛称所以が明かされるだけでなく、彼女の口から
サヤカさんのようにないたいと伝えられたことを明かし、それがとても嬉しかったと
そうサヤカさんの誰でも受け入れて、おかえりと迎えてくれる、そんな人になりたいと
強く願うモネは、浜辺でみーちゃんと直に話をする、きれいごとかもしれない
それでも伝え続ける、みーちゃんは悪くない、ここがいたいと行って言わせるだけでもいい
みんなしぶといこれらの力が集約する、自分がみーちゃんを迎えるから、好きな場所に
行けばよい、サヤカさんのように温かく、いってらっしゃいとおかえりをする
それを伝えたのだ、ついに2人の姉妹は抱き合い、分かり合う、これにくわえて
3週間連続の「忘れじの海」音楽と田中浜を周回するドローンによる撮影
そして雅代さんの「みーちゃん・モネ忘れないって大事だけど、苦しい
だから時々忘れて、笑ってね」という文言、慟哭しながら見ていました
シメに向かって進む、神野さんの活躍
みーちゃんの大学確定(宇田川さんの文字つき)モネのアルトサックス演奏
りょーちんの推進式、それを温かく見守る新次さん、だが耕治さんは来なかった
自分がそこにいると胸をなでおろしてしまうのではないか、あの日島にいなかった
自分は何もできなかった、そんな自分がここで安心してはならない、彼の船を
見るのはその先だと、ここでもあの日における傷を描くとは
船が進んで、漁に向かった、みーちゃんが大学へ向けて赴いた
亜哉子さんの周囲に子どもたちがやってきた、そこで授業がやっていたのだ
浜辺で授業がされたある日、突然菅波先生がやってくる、お疲れさまでしたと
久しぶり、2年半だと、そう、この時代は令和4年の夏、つまり来夏である
彼が永浦家に訪れている時に久々登場の中村先生だが、そこから告げられたのは
感染症の話、そしてこの長い年月、更には島を離れる際のスローモーション
直接な台詞はなかったものの明らかに新型コロナの影響である
それでも人は進んでいく、寄り添って、忘れないで、でも時々忘れて
大切な人と思い合い、過ごしていく、来夏があのように触れ合える日がきてほしい
おかえりモネ、本当に大切なことを学んだ5ヶ月でした