天気 曇り

あらす

キバナとダンテの試合観戦後、サトシはガラルカモネギをゲットする、

 

感想

サトシが特訓している姿は日常茶飯事ですが、ゴウも練習中、カモネギに野球のバット素振り練習を

彷彿とさせる描写です、そこにサクラギ所長が訪れダンテの試合が見られるチケットが配られる

 

キバナとダンテの試合である、キバナの強気なキャラ性に加え、キョダイマックス同士の演出をみるだけでも

とても見ごたえはありますし、まして音楽もジム戦が用いられているのですから尚更です

 

ダンテは若いトレーナーが挑戦することを楽しみにしています、これは原作でもそうなっていますが

アニメの場合、サトシというキャラが出ています、ダンテはダイマックスバトンを持たずしてピカチュウを

キョダイマックスさせたうえに、頂点である自分に挑むことを決意し、今回改めて自分が頂点にたつことを

誓っています、キバナが務めるジムリーダーに挑む選手といい、そうした挑戦をすることの大きさを

ダンテはなにより大切にしているのでしょうね

 

原作で需要な人物とされるローズにソニアが登場します、しかも英雄伝説についても説明がされます

原作と違い、ガラル以外の地方も回っている今作において、どこまで触れるかは未知数とはいえ

いいかえれば、各地方を回っているにもかかわらず、わざわざ英雄伝説の話、それもキョダイマックスとの

関係性や自分が助手であることの説明までされていることを見れば、ローズとソニアがかかわる重大な

局面をアニメでも手掛けてくれる確率は極めて高いといえるでしょう。

 

後半ではガラルカモネギが大きな話となります、前回二本立ての話が用いられましたが、今回もそれに

類似した展開がなされています、以前ダンテの試合はやっていますので、細かい説明が不要であることも

確かですが、ガラルカモネギにここまで丁寧に描写してくるあたり、こうした二分割展開も

新たな試みとして出てくるのかもしれません

カモネギ同士のバトルができると、最初はゴウが挑みます、しかしこのガラルカモネギがとてつもなく

強い、そこで今度はサトシが挑む、しかも挑戦者はやる気満々のリオルである

そのリオルも不利状態に陥るが、サトシはリオルがまだ戦えることを、リオル自身があきらめていないことを

読み取り挑戦を続けます、特訓を密かにしていたことをゴウに公開しますが、その中でリオルが今どういう

心境なのかも彼は学んでいたのでしょう、ポケモンと心を通わせバトルをするのが彼の十八番ですが

それは出会ったばかりのリオル、そしてその行為が斬新にみえるゴウからすれば斬新といえるでしょう

それだけ彼はポケモンのことを観察しているといえます

 

だがサトシの凄みは、それだけではなかった、なんと対戦相手であるガラルカモネギも応援してしまう

ゴウも驚きを隠せないのですが、これもまたサトシらしいでしょう、どんな時でも全力で挑む、それは

相手でも同じ、持っているものをすべて出し尽くす、それこそがバトルであり、何より相手を敬うことで

ある、なぜならバトルは会話であるから、それは以前彼が教えた台詞です、熱血のガラルカモネギにおいても

その全力を見せてほしいと、敬意を払っての応援といえるでしょう

バトル好きでは説明できない、尊敬の気持ち、彼の礎にあるポケモンを思う気持ち、それが当然のように

後押しするピカチュウといい、会話において、相手を重んじる言動ができるサトシは肖るところが

あるでしょう。

 

因みにですが、今回橋の上で戦い、最後に立ち往生してやられたのが、弁慶に準えていると

ツイッターでにぎわっていました、歴史が苦手な自分ですが、簡単にとはいえ調べてみました

リオルが義経の幼名牛若丸で、ガラルカモネギが弁慶に準えていたようです、弁慶はそこまで

999本の太刀を貰っていて、あと一本で千本とされる寸前、そこに牛若丸が登場、軽く行けると踏んだが

軽い身のこなしで橋の欄干を活用する牛若丸に敗れ家来になるそうです、この軽い身のこなしと

欄干を活用するというのもリオルとサトシに類似していて、999本の太刀を集めるほどの尽力がある

弁慶が仲間に加わったことで、どんな展開になるかも楽しみです。

本日の放送の中から選ぶ珠玉の一枚を選ぶ今週の一枚、今回はソニアです、かなりテンション高めな

キャラですね、再登場率も高めですが、今後このキャラ性がどう動いてくれるのか?楽しみです。

今週