天気 曇り

あらす

コイキングの跳躍勝負で準優勝になったゴウ、戻らなかったコイキングはヤドキングの頭部に戻ってきた

 

感想

終始ギャグ展開祭り、ギャグアニメならまだしも、ポケモンでここまでできるとは、声優さんたちも

さぞかし楽しく収録できたのではないかと思います。

 

サトシやゴウと関わることがなかったロケット団から始まり、暇を持て余した彼らがガチャを回し

今回が豪華二本立てであることを紹介、まさかの司会進行役を担うとは、尤も前作でロイヤルマスクの

試合などを司会進行していたのですから、不思議ではありませんが、こうした役として登場するのも

極めて斬新です

 

前半はコイキングの跳躍大会に出場、ゴウがゲットした主ポケモンだ、これの練習に用いられた器具は

ご丁寧には同じ題目でゲームにあるはねろコイキングで、まさかのボディービルダー演出までこなしている

どうやら今回の注目キャラカスキングを担ったオードリーの春日さんご自身が、ボディービルダーを

されているそうです、絵は絵コンテさんが担当されますが、あの練習シーンで声を吹きもむのに

本当にやっているかのように入れる辺り、春日さんの手腕は凄まじいです、まさかサトシとゴウの

ボディービルダー場面を見られるとは

ゴウとカズキングは大会で決勝戦として対峙、だがゴウのコイキングはなんと宇宙空間まで跳躍

そのまま戻ってこないことにより失格、しかもこの前半を何故かサトシが台本をもってしめるという

落語でもそうそう見られないサゲである。

 

後半はヤドランの調査、どないやねんヤドンが流れる異様な光景から始まるが、カップラーメン登場で

さらに加速し始め、ヤドキングの頭部にあった貝殻が抜き取られ、サトシに装着、その結果彼の

摩訶不思議な演出が続く、カタカナ語連発で、ゴウのわけわからないはある意味納得、サトシだけど

どこか違うのが演出だけでなく、声でも表現化され、松本さんの声優力にただただ脱帽です

 

ゴウやピカチュウ・ラビフットに交互に装着されるギャグ、しかも彼らも全員キャラが際立っているのだ

しかも仕上げとして再びロケット団とカズキングが登場するという展開

ここまで全力でギャグ展開をもってくるだけでも相当勇気のいる選択です、ましてこれにポケモンを

折り込ませなければならないのですから、また関わらないロケット団で始め、ロケット団で終わらせるという

見せ方、そしてドラえもんやちびまる子ちゃんのように前半と後半で其々話をもってくるなど斬新な

展開が詰まっていました

 

20年以上続くアニポケでは礎を大切にしながらも常に斬新を遂げてきました

後輩が登場するAG・悩みや葛藤を情熱的に描写するDP・新ポケモンがひしめき、尚且つ〇〇編と

細かく枝分かれしたBW・BW2、サトシに好意寄せるヒロインが登場するXY・XY&Z

学校があり、終われば戻ってくるサンムーン

今作では地域がすべてに広がり、実際にもあるWCSや階級制度が用いられた、そして今回のギャグ展開

ちゃんとポケモンを面白く見せてつつ、常に新しいことを始める、ギャグに目が行きがちな今回ですが

そこには、常に挑戦を続けるスタッフさんの尽力が見られました、

 

本日の放送の中から選ぶ珠玉の一枚を選ぶ今週の一枚、今回はラビフットです、進化直後の素振りから

すれば、こんな姿を見られるのは予想外、いやぁ~この顔も含め、本当に終始楽しかった、久々に

笑った気がします

カイロス